運動を始める前に

医師に相談の上、自分に合った運動を行う

一口に「高血圧」といっても、体の状態は人それぞれ違います。 運動を始める前には、医師に相談して、運動の種類や強度などの指導を受けておきましょう。 そのうえで、ウォーキングなどの運動を始めますが、一人で運動することが不安な人は、スポーツジムなどの施設で、 指導を受けながら行うのも1つの方法です。 スポーツジムを選ぶときは、その人の病状や体力に合わせて、指導してくれるインストラクターがいるかどうかが大切です。 また、運動は長く続けなくては意味がありませんから、通うのに無理がないかどうかも、施設を選ぶ上では重要です。


■準備/整理運動、ストレッチング

運動の前後は、筋肉を伸ばすことが大切

運動を始める前には、必ず準備運動を行いましょう。 一般的な準備運動として、筋肉や腱を伸ばす「ストレッチング」を行うことが大切です。 ウォーキングなどの運動は、全身を使うので、ストレッチングは、特定の部位だけを伸ばすのではなく、 全身を伸ばすように行いましょう。

●息を止めないよう注意する

ストレッチングを行うときに注意したいのは、息を止めないことです。 息を止めてしまうと、体内の酸素が不足します。 すると、交感神経が刺激されて血管が収縮し、血圧が上がってしまうのです。
伸ばす動作をするときは、意識的に息を吐くことを心がけましょう。 声に出して数を数えながら行うと、無意識のうちに息を止めてしまうのを防ぐことができます。 誰かと一緒に行うときは、会話しながらストレッチングするとよいでしょう。 ストレッチングは、どこが伸びているかを意識しながら行うと効果が高まります。 また、運動前後には、整理運動とともに、必ずストレッチングも行いましょう。 運動で緊張した筋肉と腱を伸ばしてほぐしておくと、疲れが翌日に残りにくくなります。