本当は危ない降圧習慣「ゴルフは危ない」

歩く、自転車に乗るなどの運動は血圧を下げるが、中高年に人気のゴルフは高血圧の大敵。



■高血圧が重度の人は適度な運動でも要注意

かつては、運動をすると血圧が上昇すると考えられてきました。 ところが、現在では高血圧でも適度な運動習慣がある人の方が、運動時の血圧がさほど上がらず、 ふだんの血圧も低めに保たれていることが明らかになっています。 また、適度な運動をすれば血圧が下がることもわかっています。 適度な運動が高血圧にいい仕組みは完全に解明されたわけではありません。 しかし、適度な運動によって末梢血管が広がること、筋肉での血流が増えること、血圧を上昇させるホルモンの分泌を抑え、 逆に血圧を下げる物質を増やす作用のあることなどがわかっており、これにより血圧が下がると考えられています。 ここでいう適度な運動というのは、歩く・自転車に乗る・泳ぐなど酸素をたっぷり取り入れながら行う有酸素運動のこと。 ダンベル体操のように息を止めて力を入れる無酸素運動ではありません。 無酸素運動は、血圧を急上昇させてしまうので、中高年には注意が必要です。

なお、適度な運動が血圧を下げるといっても、注意すべき人がいます。 最大血圧が180ミリ以上、もしくは最小血圧が110ミリ以上もある重度の高血圧の人は、運動中に脳卒中を起こす危険が大きいからです。 こうした人は、かかりつけ医に運動についての相談をしましょう。