高血圧対策に『レモン』

1日半個から1個のレモン果汁を摂ると、高血圧が改善し、 メタボリックシンドロームを防ぐと判明。



■「レモン」体験談

●日本一のレモン産地で疫学調査を実施

レモンの酸味のもとは、クエン酸と呼ばれる有機酸です。レモンにはこのクエン酸がミカンの5〜6倍含まれていて、 細胞内では、エネルギー産生の際に重要な役割を負っています。 また、クエン酸には、カルシウムなどのミネラルを取り込みやすくさせる働き、 いわゆる「キレート作用」があることがわかり、注目されています。 さらに、レモンにはビタミンCが多いことは皆さんもご存じでしょう。 ビタミンCは、体に有害な活性酸素を抑える効果や、 メラニン色素の生成を抑制し、美白効果をもたらすことがよく知られています。 レモンに含まれるレモンポリフェノールは、血液中の脂質を改善する働きがあります。

このようなレモンのさまざまな効果については、これまでも報告されてきました。 しかし、実際に日常的にレモンを摂取した時、どのような効果が期待できるものか、こうした面からの研究は、 これまでほとんどなされてきませんでした。 近年、ミカンの摂取による生活習慣病率を、6000人規模で調査するアンケートが実施されています。
その報告によると、ミカンを毎日摂取したグループは、高血圧、糖尿病、心臓病の有病率が有意に低いとされています。 柑橘類に含まれるカロチノイド類には、血管が詰まって起こる心筋梗塞や脳梗塞などの病気に対する予防効果や、 血液中の脂質改善効果が期待できるのです。この調査で、そうしたことが疫学的(統計学的手法を使って病気の起こり方を 調べる学問)にもわかったわけですが、ここで目をレモンに転じてみると、どうなのでしょう。