「血圧安定」入浴法〜血圧の急下降&急上昇を防ぐ〜

入浴時には突然死につながる危険がいっぱいあるので注意が必要です。 特に、寒暖差の大きい冬の入浴血圧の急上昇につながる可能性が高いので、 脱衣所と浴室の温度差をなくしましょう。 また、入浴の仕方は、ぬるめのお湯で20〜30分間半身浴をするのがお勧めです。



■入浴時には突然死につながる危険がいっぱい!

血圧の急な変動は血管にダメージを与えます。特に、気を付けたいのが入浴時。 浴槽で湯に浸かると末端の血管が大きく開くため、血圧が正常な人でも血圧が下がります。 その時、血管壁にある血液センサーが血圧を上げるように指令を出すため、下がり過ぎるということはありません。 ところが、高血圧の人は要注意。動脈硬化などによってこのセンサーが衰え、下がった血圧がなかなか上がらないことがあります。 すると、血流が滞って毛細血管が詰まりやすくなります。
また、血圧が低下したまま急に立ち上がると、立ちくらみを起こして転倒することもあります。 飲酒後は血圧が下がりやすいため、入浴時の血圧の急下降につながる危険があります。


●寒暖差の大きい冬の入浴は血圧の急上昇に注意

特に注意が必要なのは、寒暖差が大きい冬の季節です。 脱衣所や浴室の温度が低いと、その冷気によって血圧が急上昇することがあります。 また、42℃以上の熱い湯に浸かると、その刺激で血圧は急上昇。肩まで浸かっての長風呂も危険です。 すでに高血圧の人だけでなく、血圧がやや高めという予備軍も同様です。 少しでも入浴時のリスクを減らすために入浴の仕方を工夫しましょう。 まず、脱衣所や浴室はあらかじめ温めておくなどして温度差をなくすことです。 脱衣所はヒーターなどで温めるのがいいでしょう。 また、浴槽にシャワーでお湯を張るなどし、浴室内を蒸気で満たしておく方法もあります。

入浴法は「半身浴」がお勧めです。半身浴は体温が上がりすぎるのを防ぐので血圧への影響が少なく、 肺や心臓にかかる負担も抑えることができます。 ぬるめのお湯(40℃以下)で、みぞおちあたりまで浸かる湯量にして、ゆっくり入るのがポイントです。 肩から乾いたタオルをかけるとよいでしょう。20〜30分間入ると全身浴より体がポカポカと温まり、血行もよくなります。