30歳未満で最小血圧が高いと要注意

30歳未満で最小血圧が高い人は、まずは二次性高血圧、特に腎臓病を疑う必要があります。 血圧上昇のほかに、だるさや微熱、のどの不快感、むくみ、尿量の減少、血尿などの症状が出たら要注意です。 30歳未満の人で高血圧と診断され、なおかつ、今あげたような症状が一つでも見られたら、 ただちに内科を受診し、専門医の検査を受けてください。 二次性高血圧は、原因となっている病気を治さない限り、降圧薬を飲んでも血圧は下がりません。


■二次性高血圧

二次性高血圧は原因となる病気の治療が必要

高血圧は、男性では30〜40代から、女性では閉経後の50代以降に増えていきます。 ところが最近では、職場や学校で10代20代の若い人にも血圧検査が行われ、 30歳未満でも血圧の高い人が見られるようになりました。 高血圧には、原因がはっきり特定できない「本態性高血圧」と何らかの病気が引き金となって起こる 「二次性高血圧」の2種類があります。 全体に占める割合は、前者が90%と圧倒的に多く、後者はわずか10%程度に過ぎません。 ところが、30歳未満の人では20〜25%が二次性高血圧と、比較的多くなります。 そのため、若い人が高血圧と診断されたら、まずは二次性高血圧を疑う必要があるのです。 二次性高血圧は、原因となっている病気を治さない限り、降圧薬を飲んでも血圧は下がりません。 まずは、原因になっている病気をしっかり調べ、それを治すことが必要です。

二次性高血圧には、ホルモンの異常で起こる「内分泌性高血圧」、腎臓の動脈が細くなる「腎血管性高血圧」、 脳や中枢神経の異常で起こる「神経性高血圧」などがありますが、圧倒的に多いのは、 腎臓病が原因で起こる「腎性高血圧(腎実質性高血圧)」です。 腎性高血圧には、短期間で血圧が急に高くなり、特に最小血圧が目立って上昇するという特徴があります。